ポケモンカードゲームではワザの説明で「ダメカンをのせる」という文章があります。
『ダメカンをのせる』と、ワザのダメージの違いって分かりづらいですよね。
ダメカンをのせる?ダメージを与えるのとどう違うの?!
違いを簡単にまとめるとこんな感じ!
普通のワザは、ワザ名の後ろに数字が書いてあり、それがダメージの値を示しています。
「ダメカンをのせる」のはワザの効果であり、ワザのダメージは無し。という扱いになります。
「ダメカンをのせる」という説明があるワザは、ワザ名の後ろにダメージの数値がない場合が多いです。
パッチドラゴンVのように、ワザのダメージもダメカンをのせる効果も両方ある場合もあります。
今回は、ダメージと「ダメカンをのせる」の違いについてわかりやすく解説します!
ワザのダメージ | ダメカンをのせる | |
---|---|---|
弱点・抵抗力 | 計算する | 計算しない |
ワザのダメージを+する もしくは-にする | 適用する | 適用しない |
ワザの効果を~ | 適用しない | 適用する |
「ワザのダメージを受けた時~」 「ワザのダメージできぜつした時~」 | 適用される | 適用されない |
ポケモンカードの「ダメカンをのせる」はワザのダメージとは違う
ポケモンカードのワザの説明に「ダメカンをのせる」と記載があるワザのダメージは0です。
「ダメカンをのせる」は効果であり、ダメージではないため、「相手からうけるワザのダメージを-30する」といったような効果は適用されません。
相手がダメージ軽減のワザを使ったとしても、変わりなくダメカンをのせられます。
反対に、自分のポケモンのワザのダメージを「+〇」する強化の効果も適用されません。
「ダメカンをのせる」系のワザは、ダメージを強化する補正効果を適用させられないので、火力を増やすのは難しいです。
ポケモンカードの「ダメカンをのせる」ワザに適用されない主なカード
デッキを組む時に注意したいのが、「ダメカンをのせる」系のワザには、ダメージの補正効果がきかないこと。
「ダメカンをのせる」系のワザには適用されない効果を持つ間違えやすいカードをピックアップして紹介します。
勘違いして使わないようにしたいですね。
プレイミスしないように注意!
テラスタルのポケモン
テラスタルのポケモンが持つルール「ベンチにいるかぎり、ワザのダメージを受けない。」についても、「ダメカンをのせる」系のワザを使われた場合は「-30」(ダメカンを3個減らすこと)は適用されません。
ベンチにいるから安全!と思いがちですが、「ダメカンをのせる」系のワザに注意して戦いましょう!
ポケモンのどうぐ「ガチガチバンド」
ポケモンのどうぐ「ガチガチバンド」は、1進化ポケモンにつければ、相手のポケモンから受けるワザのダメージを「-30」できる防御補正のカード。
しかし、相手に「ダメカンをのせる」系のワザを使われた場合は、効果は適用されません。
ダメカンをのせる数は減らせないので注意!
まけんきハチマキ(ポケモンのどうぐ)
まけんきハチマキは、サイドカードの枚数で相手に負けているときに、ダメージを「+30」できる効果を持つカード。
こちらもガチガチバンドと同様、ダメージにのみ適用されるカードで、「ダメカンをのせる」系のワザには適用されません。
相手にのせるダメカンを3つ増やしたくなるけど、増やせないので注意!
ポケモンカードの「ダメカンをのせる」ワザは、「ワザのダメージをうけて~」の条件に当てはまらない
ポケモンカードの「ダメカンをのせる」系のワザは、「相手のワザのダメージを受けて~」という説明の条件には当てはまりません。
ヒスイイダイトウのワザ「うらみのダイブ」を例に見てみましょう。
水 うらみのダイブ 30+
前の相手の番に、ワザのダメージで、自分のポケモンがきぜつしていたなら、90ダメージ追加し、相手のバトルポケモンをこんらんにする。
ポケモンカード公式
前の相手の番で、自分のポケモンがきぜつさせられていたとしても、「ダメカンをのせる」系のワザで倒されたので「うらみダイブ」の効果は適用されず、30ダメージのみとなります。
同様に、「キチキギス」(R)も観てみましょう。
特性
ポケモンカード公式
アドレナフェロモン
このポケモンにエネルギーがついているなら、このポケモンがワザのダメージを受けるとき、自分はコインを1回投げる。オモテなら、このポケモンはそのダメージを受けない。
特性「アドレナフェロモン」は、相手からワザのダメージを受けるときに、コイントスをして、オモテならダメージを回避できる強力な特性です。
しかし、「ダメカンをのせる」は、ワザのダメージではないので、「ワザのダメージを受ける」という指定がある条件には当てはまりません。
ポケモンカードの「ダメカンをのせる」系のワザと相性が良いカード
「ダメカンをのせる」系のワザは、ダメージをプラスしたりマイナスしたりすることが難しいです。
ですが、それを逆手にとって、相性が良いカードが少なからずあります。
ダブルターボエネルギー(特殊エネルギー)です。
無色エネルギー2個分として働くはたらくかわりに、ポケモンへのダメージは「-20」されてしまう特殊エネルギー。
しかし、「ダメカンをのせる」は『ワザの効果扱い』なので、ダメージが「-20」されることはありません。
エネ加速できてダメカンの個数も減らさなくてよい、とても相性が良いカードです!
【注意】ポケモンカードの効果「ダメカンを好きなようにのせる」とは?
上のヤバソチャ(R)のように「ダメカンを好きなようにのせる」という表記があるワザがあります。
ダメカン4個を相手のポケモンに好きなようにのせる
→ 10ダメカンを4個、好きなポケモンに好きなようにのせる
「ダメカン」1個=10という意味ですので、「好きなようにのせる」と書いてあるからといって、「50ダメカン」や「100ダメカン」を好きなように使っていいわけではありません。
バトル場のポケモンに2個、ベンチポケモンに2個。といったような具合で、選べます。
「ダメカンを好きなようにのせる」=ダメカンをのせる対象(ポケモン)と、そのポケモンにのせる個数を好きなように選んでいいという意味なので、間違えないようにしましょう!
【まとめ】ポケモンカードの「ダメカンをのせる」とは?
今回はポケモンカードゲームで初心者にはわかりづらい細かいルールの中から、「ダメカンをのせる」ワザについて解説してみました!
ワザの効果として「ダメカンをのせる」のであり、ワザのダメージとして扱われるわけではないので注意しましょう。
ダメージにプラス補正をかけることが難しいですが、相手からマイナス補正される可能性も低いです。
ただし、「ワザの効果を受けない」という効果を持つ特性やワザを使用されると、ダメージを与えることができなくなってしまいます。
わかりにくい違いではありますが、間違えないようにしましょう♪
\最新弾/
コメント
コメント一覧 (2件)
技の効果を受けないの表マルバツ逆になってませんか?
ぼーけさんコメントとご指摘ありがとうございます!
表現がわかりづらくて申し訳ないです
少し表内の言葉を変えてみました!